I set the nameplate today. This is the face of this studio.
スタジオの表札を変えました。
革製品を作られているところは革製、ガラス工房はガラス製とくれば、うちは土で。
前述の素材との違いは、制作時と焼成後の収縮率。
もうこれは土という素材を選んだ時点で切っても切れないところなのですが、使う土によりこれくらいのパーセント縮むであろうということを念頭に、作る。
これが鉄則です。
もちろん、茶盌や皿を作る時もその分を割りがけします。
今回の制作で少し厄介だったのが、写真の四角に見えるネジの部分。
もちろん壁に付けるためにはボンドやねじ止めが必要になりますが、このネジは交換前のアルミのプレートが使用していたものをそのまま使っています。
きっちり測って作るものの、たたらという板状の成形にありがちな歪みが生じてしまうことでうまく入らないかもという思いがありました。
結果、ご覧のようにきっちりねじ止めができまして、ホッとしております。
できるだけ土っぽさを出したかったので、釉薬(ガラス製の皮膜)は使わず、鉄分の多い土をベースにロゴを鉛筆で彫り込み、白っぽい泥を埋めました。
そして、忘れずに8号室ですよの8の文字を。
右下にある、板状の部分は小品を置いて、うつわ屋であることを知ってもらおうかなと思って作りました。
また、小物があれば置いてみたいと思います。
外観で触る部分というのはほぼないので、これくらいです。
後は、内部を順に手を入れていっています。
こちらもお楽しみに。
この週末10/19(土)、20(日)は朝日焼作陶館の土ひねり作品展のため、
宇治にある京都府茶業會舘におりますので、スタジオ作業はお休みとさせていただいております。
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